なかなかお目にかかれない珈琲

いつも十八珈琲焙煎所をご愛顧いただきありがとうございます！

今回はとっても珍しいお豆さんのご紹介

【マラウイ】ミスク農協　チプヤ村　ウォッシュドAA

珈琲好きでもなかなか聞きなれないマラウイ…

マラウイはどこにあるの？　どんな珈琲なのーっ？　

説明しようっ！

マラウイはアフリカにありまして珈琲でも有名なタンザニア（キリマンジャロ）の斜め下にある南北900kmに細長い形をしたアフリカ内陸国です！

1964年の英国から独立してから一度も戦争をしたことがなく『Warm Heart of Africa』（アフリカの温かい心）の愛称がつくほど温和な国です！

そんなマラウイは珈琲を栽培するのに適した『比較的冷涼』『寒暖差がある』『豊かな土壌』をという条件がそろっており珈琲の栽培はもちろんお茶や砂糖、タバコなど生産してますよ！

珈琲の栽培は1878年スコットランドの宣教師が持ち込んだコーヒーノキ（だいたい宣教師が持ち込む）がきっかけで珈琲栽培を始めます！

さてさてお味のほうはというと…

美味いっ！のは当たり前なのですが苦味と酸味のどちらもインパクトがあり、複雑さのある素敵な珈琲です！

バランスは良くクリアでややティーライク、酸味はプラムのような酸味でアフターはチョコレート感があるので珈琲が詳しくない方でも飲みやすく楽しんでいただけますっ！

こんなにおいしい珈琲なのに日本に入港する量が物凄く少なくなかなか入手できません…

当店も無くなり次第終了です

マラウイは世界最貧困としても有名で教育や医療に深刻な問題を抱え人口の約半分が15歳以下と産業にも乏しいのが現状です

故にそもそもの珈琲の生産量が少なく、さらに近年大規模な水害などにより減少しています

ミスク組合の小農家さんたち（30％は女性生産者さん）で構成され珈琲の販売利益で組合員や近隣住民のための診療所の設置、医療サービス・生活環境の向上に貢献されています

当店では生産国、農家さん、動植物に貢献できるようなお豆さんを積極的に取り扱っています

普段飲んでいる珈琲よりちょっぴりお高いかもしれませんが美味しさは【格上】

少しでも生産国の力になれるよう皆様に珈琲の魅力を知っていただけるよう心を込めて焙煎いたします

ちょっぴりでも生産国のことを想いながら飲む珈琲最高ですよっ！